じゅうたん商人(Die teppichhandler)


競売ゲームの超スタンダード

「じゅうたん商人」は、オークションにかけられる絨毯(じゅうたん)を手持ちの現金で落札。
全てのオークションが終了した時点での資産総額を争うゲーム。
システム上、プレイヤーのほかにディーラー役(記録係)がいると便利だ。

絨毯の種類は、10種類。
各絨毯が10枚ずつで、計100枚の絨毯(絨毯カード)が用意されている。
しかし、このうちゲームに使うのは30枚だけ。
ゲーム開始前に100枚の絨毯をよくシャッフルし、無作為に30枚を取り出す。
残ったカードは使用しないため、内容がわからないように片付けよう。
もちろん選ばれた30枚の絨毯も、内容がわからないように裏向きのままだ。

準備が終わったら、いよいよオークション開始。
ディーラーは、30枚の絨毯の山から一枚を抜き出し、各プレイヤーに公開する。
各プレイヤーは、その絨毯が欲しければ値段をつける。
オークションなので、誰かが最高額を提示した時点で終了。
見事落札したプレイヤーは手持ちの現金と引き換えに、絨毯を受け取る。
落札した絨毯は、全員からわかるように自分の前に置いておこう。

こうして、30枚の絨毯のオークションが全て終了したら決算。
手持ちの現金の残額と、落札した絨毯の価値との合計が最も大きいプレイヤーの勝利となる。

このゲームの最大のポイントは「絨毯の価値」
オークションにかけられた枚数が少ないほど価値が高くなるのだ。
100枚の中から無作為に選んでいるため、30枚の構成は誰にもわからない。
30枚中に1枚しかない絨毯もあれば、
極端な話、10枚すべてが30枚の中に入っている可能性もある。
とにかく数が少なければ少ないほど、希少価値が高いということで、
「絨毯の価値」が高くなるのだ。

たとえば、30枚中1枚しか登場しなかった絨毯の価値は、1枚30G。
(注:逆に言えばどんな絨毯でも、30G以上の価格で落札するのは、おバカ)
それに対し、30枚中に10枚すべてが入っていた絨毯の価値は、1枚2G。
10枚全部落札しても、20Gにしかならない。
(注:逆に言えばどんな絨毯でも、1Gで落札すれば得になる)
絨毯の価値は、あくまでもこの"希少価値"であり、
実際の落札金額は一切勝敗には関係しないので、
いかに希少価値の高い絨毯を安く落札するかが勝負の分かれ目となろう。

しかし、どの絨毯の希少価値が高いかはゲームが進んでいかないと、
(オークションが進み、30枚の内訳が明らかになっていかないと)
わからないので、どのタイミングで勝負をかけるかがポイントだ。
そうかと思えば、
最初(1枚目)にオークションにかけられた絨毯(イメージとして枚数多そう)が、
その後1枚も登場しなかったり、
中盤から終盤にかけて初登場した絨毯(イメージとして枚数少なそう)が、
その後立て続けに出てきたりと、
なかなか思うようにはいかないので面白い。
また、現金の残りも資産に入るので、使い切るのか残すのかの判断も難しい。

シンプルな内容でも、ランダムに30枚選ぶというシステムのおかげで、
毎回違った展開が楽しめる秀作だろう。

デ ー タ
プレイ可能人数 3〜5人
主人お奨め人数 3〜5人
ワンプレイ時間 約30分
その他 な し

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