ミッドナイトパーティ(Mitternachtsparty)


お化けから逃げろ!の、椅子取りゲーム

このゲームは、お化けのヒューゴくんから、うまく自分のコマを逃がし、
マイナスポイントを避けるゲーム。
まあ、簡単に言うと椅子取りゲームだね。

ゲームボードには、円形の回廊が描かれている。
ここに各人コマを配置する。
プレイ人数によって、一人の持ちコマ数は違う。
回廊の外周には、部屋が用意されている。
また、回廊の中心部には地下へと続く階段があり、
ヒューゴくんがスタンバっている。

プレイヤーはサイコロを振り、出た目の数だけ、自分のコマのどれか一つを、
回廊上を時計回りに動かす。
部屋には入れない。
ただ回廊上をグルグルと回るだけだ。
ただし、サイコロのうち二面は数字ではなく、
ヒューゴくんのイラストになっている。
この目が出た場合には、プレイヤーは自分のコマではなく、
ヒューゴくんを3マス進ませる。
こうしてヒューゴくんが、地下から階段をのぼり、回廊上に出現したら、
さあ、かくれんぼの始まりだ。

ヒューゴくんに追い抜かれたコマは地下室送りとなる。
地下室に送られたコマには、捕まった順番に応じて恐怖ポイントがたまる。
この恐怖ポイントはそのまま、プレイヤーの減点ポイントになる。
したがってプレイヤーは、ヒューゴくんに捕まらないよう、
自分の担当するコマを逃がしてやらなければならない。
その方法が、回廊の外周に用意された部屋。
ヒューゴくんが回廊上に出現した時点から、
プレイヤーは、自分のコマを部屋に入れることができる。
ヒューゴくんは、部屋には入れないため、
部屋に逃げ込んだコマは、もう安全だ。
ただし、部屋の数は11しかない上に、1つの部屋には一人しか入れない。
そのため、部屋に入れないコマも発生する。
これが、椅子取りゲームたる由縁だ。

全ての部屋が埋まるか、全てのコマが部屋か地下室へ入った時点で、
1ラウンドが終了。
捕まった順番や部屋に入れなかったという状況に応じて、恐怖ポイントが溜まる。
恐怖ポイントから、プレイヤーの減点を算出したら、
全てのコマを再び回廊上に配置、ヒューゴくんも地下室に戻して、次ラウンド開始だ。

こうして計3ラウンドをプレイし、
減点の最も少なかったプレイヤーの勝利となる。

このゲームのポイントは、部屋選び。
ヒューゴくんが回廊上に出現するまでは、部屋には入れないので、
だんだんと初期配置が崩れてくる。
したがって、狙った部屋に飛び込むのはなかなか難しい。
一人で複数のコマを扱うのに、1回のサイコロで動かせるのは、
一つのコマだけ、というのも悩ませてくれるポイントだ。

また部屋の中には、その部屋に入ったプレイヤーの減点を減らしてくれるのだが、
サイコロでピタリの数を出さないと入れない部屋や、
ヒューゴくんからは助かるが、恐怖ポイントが1入ってしまう部屋、
(ヒューゴくんに捕まると、最低でも恐怖ポイント2なので一応お得)
といった種類があるので、
的確な状況判断が要求されるのだ。

あと、意外にヒューゴくんの動きは速い。
時に、あっという間に、ほとんどのコマがヒューゴくんに飲み込まれることもあるので、
なかなかと盛り上がれる作品だ。
パーティーゲームにも向いているぞ。

デ ー タ
プレイ可能人数 2〜8人
主人お奨め人数 4〜8人
ワンプレイ時間 約30分
その他 1989年ドイツゲーム大賞ノミネート
「ヒューゴ」のタイトル版もあり

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