ゴースト(Geister)


1対1の心理戦 陣形をあみ出す楽しさも

ゴーストは1対1でプレイする。
ゲーム板は、6×6のマスで構成されており、
両プレイヤーは、8体の幽霊をそれぞれ自陣に配置する。
実は、この配置からすでに戦いが始まっている。

幽霊には「良い幽霊」と「悪い幽霊」の二種類がある。
各幽霊が4体ずつで、計8体だ。
自陣内ならどのように幽霊を配置してもかまわないので、
良い幽霊と悪い幽霊の配置でまず頭を使うのだ。

配置後は、両者が交互に自分の幽霊のどれか一つを移動させる。
一度に2体の幽霊を動かすことはできないし、パスもできない。
幽霊は前後左右に1マス移動でき、斜め移動はできない。
自分の幽霊がいるマスには移動できないが、相手の幽霊のいるマスには移動できる。
そしてこの時、相手の幽霊を殺す事ができる。

勝利条件は3つあり、そのうちのどれか1つをクリアすれば勝ちとなる。

1/相手の「良い幽霊」4体全てを殺す
2/自分の「悪い幽霊」4体全てを相手に殺させる

まず1と2についてだが、ここでの最大のポイントは、
「良い幽霊」なのか「悪い幽霊」なのかが、
相手からはわからない
ということ。
自分の幽霊は、つねに確認できる(背中にマークがある)のだが、
相手の幽霊は、殺してみて初めてどちらの幽霊かわかるのだ。

3/脱出口から自分の「良い幽霊」を脱出させる

このゲームをさらに戦略性の深いものにしているのが、このルール。
脱出口は相手陣内にあるため、良い幽霊をそこまでたどりつかせるのは至難の業だ。
途中で相手に殺されてしまう可能性が高いからだ。
が、それを逆に利用して、悪い幽霊を脱出口に向かわせる作戦もある。
相手に悪い幽霊を殺させる作戦だ。
しかし悪い幽霊は、脱出口を利用できないため、
脱出できるのに脱出しない(できない)状況になると最悪だ。
相手に、その幽霊が「悪い幽霊」であるとバレてしまうからだ。

このように「ゴースト」は、単純なルールの中に、実に深い戦略性を含んだゲーム。
初期配置はもちろんのこと、手を進めていくうえで、さまざまな陣形があみ出されることになるだろう。

デ ー タ
プレイ可能人数 2人
主人お奨め人数 2人
ワンプレイ時間 約15分
その他 1982年ドイツゲーム大賞ノミネート
「ファンタスミ」「ガイスター」などのタイトル版もあり

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