ファミリービジネス(Family Business)


普段ゲームのうまい人ほど勝てないゲーム(笑)

このゲームは、ギャング団同士の抗争を描いたカードゲーム。
各プレイヤーは、ギャング団を組織している。
構成員は、各ギャング団とも9人。
プレイヤーは、自分のギャングを守りつつ、他人のギャングを処刑していく。
構成員が0になったギャング団のプレイヤーはゲームから脱落。
最後まで生き残ったプレイヤーの勝利となる。

手札は、各プレイヤー5枚ずつ。
プレイヤーは自分の順番が来たら、山札から1枚引き、1枚使うか捨てる。
したがって、手札はつねに5枚だ。

カードは大きく分けて、「攻撃系」「防御系」「救出系」の3つに分かれている。
攻撃系というか、全てのカードの中で一番基本となるカードが「契約」カード。
このカードを使用することで、
好きなギャング団の1人のギャングを"処刑リスト"に載せることができる。
処刑リストに6人以上のギャングが載ったら、"抗争"が始まる。
抗争は、処刑リストから人がいなくなるまで続く。

抗争が始まると、先述した"山札から1枚引く"前に、
処刑リストの先頭にいるギャング1人を墓場送りにする。
もちろん墓場に送られたギャングは、死亡したことになる。
たとえ墓場送りになるギャングが自分のギャングであっても、
この作業はしなければならないので、
処刑リストに自分のギャングがいる場合、いかに救い出すかもポイントだ。

これを可能にするのが「救出系」
この系統には、処刑リストからはずせるカードや、
リストの順番を入れかえるカード、
さらには、抗争そのものを終わらせる(再び6人以上になるまで)など、
7種類がある。

「防御系」は、その名の通り、他人の色々なアクションを防御(妨害)するカード。
3種類がある。

しかし何と言っても、このゲームの華は「攻撃系」
基本の「契約」に加え、対象を処刑リストの先頭に載せられる「優先契約」
2人のギャングを一度にリストに載せられる「二重契約」
他にも、強制的に抗争を始めさせるカードや、墓場送りを2人ずつにするカードなど、
非常にバラエティに富んでいて、面白い。
中には、処刑リストに載っているギャングを一瞬にして全員墓場送りにする、
なんてのもあったりと、ゲームを大きく左右するカード群、計9種類が用意されている。

このゲームのポイントは、とにかく目立たないこと。
ギャングの数で優位に立つと、他のプレイヤーから袋叩きにあうことも多いので、
とにかく目立たないように、つねに2位でいるぐらいの感覚でプレイしよう。
あと、防御系カードが無い(手札から切れている)ことがわかると、
これまた袋叩きにあう可能性が高いので、
カード運の要素も比較的強い作品だ。

最後に、
このゲームはプレイヤー同士が直接攻撃しあうゲームのため、
普段の人徳が物を言ったりする(笑)
嫌われ者は要注意だ。

また、普段ゲームに強い人は狙われやすい。
普通にプレイしたんでは、また勝たれてしまうため、
他のみんなが協力して潰そうとしてくるから。(笑)

デ ー タ
プレイ可能人数 2〜6人
主人お奨め人数 4〜6人
ワンプレイ時間 約30分
その他 1998年ドイツカードゲーム大賞第9位

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